●花の水あげ●花にとって一番大切な水あげについて◆どんなにセンスの良いアレンジフラワーや花束を作っても花が新鮮で 活き活きとした状態でないと、素敵に見えません。切花にとって一番 重要な花の水あげを紹介します◆ ■水あげとは■ 切花が水分を良く吸えるようにちょっとした工夫をして、 植物にあわせた何通りかの方法で、花の茎が水を吸いやす くしてあげることを指します。 水を吸うのは、本来植物が自力でできること。強い性質の もの(例えば、自分で育てたハーブなど切ってすぐのもの) 新鮮なものなら茎先を水中に放りこむだけでも吸い上げます。 しかし、土から切り離すと蒸散が進み、吸水力も弱まるので 物理的にその力を促進させてあげる。これを水あげといいます ■水あげの前にすること■ 水に漬かる部分の葉はどんなに小さいものでも取り除きます。 軍手をして、花を直接触らないように、できるだけ短時間 (花に触れる時間をできるだけ短縮します。花は、人の体温でも痛みます。 花をなるべく振らない様に茎の上から下へ 向かってしごき とります。 しごき取れない(茎の弱いものは茎が折れてしまう) 花の葉は手で、付け根からハサミで切るか、手で一枚ずつ取り 除いておきます。 ■水あげを使いわける■ 水あげの方法は大きくわけると11通り。こんなに沢山の方法 がありますが、代表的なものを(これで十分間に合うと思いますので) 紹介します。 ◆水折り◆ 最も基本的なのが水折り。水中に浸したまま(茎先が 水面からでないように)茎を手で折ります。 切り口がギザギザになり、水を吸いやすくなります。 ハサミで切る「水切り」もありますが、ハサミで切る よりも折った方が茎先がほぐれ、繊維が露出して断面の面積 が大きくなるので、より多くの水を吸水します。花を頂いた、 購入したら、まず、ハサミで切るより、手で折る。パキッと 気持ちよく折れれば、その花は水折りで十分です。 水折りに向く花材 ●枝もの(ドウダンツツジ、ユキヤナギ…etc) ●キク科・・・菊、スプレーマム、アスター、マーガレット マトリカリアetc トルコキキョウ、リンドウ、カーネーション…etc ジャンル別一覧
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